路線   久万高原町営バス 古味線
始発   古味
終点   落出駅

乗車   古味   10:48溌
下車   落出駅  11:16着

久万高原町営バス古味線は、かつての国鉄バス松山高知急行線の支線である八釜線 落出駅ー古味の路線である。現在、落出駅と古味の間を町営バスの1BOXカーが約28分で結ぶ。1日上り下り4便ずつの運行である。




かつての国鉄バス八釜線の終点 古味バス停前で発車待ち中の久万高原町営バス。



帰りも行きと同じく1~1.5車線の旧道を一部走り、落出へと標高を下げて行く。



古味線は、縁起の良いバス停が有り、その一つが大成(おおなり)である。



バス停自体も何か御利益がありそうなデザイン。



続いて「ごうかく」駅。しかし、周囲に人家などは見当たらない。



国鉄時代より縁起の良い切符として、「ごうかく」から「大成」行きの切符は大人気。
今も道の駅「天空の郷さんさん]や道の駅「みかわ」で販売している。



「ごうかく」のバス停。



バスは、坂道を下りどんどん高度を下げる。




そして、落出駅に到着。駅のガラスにも「ごうかくきっぷ」と表示。ただし、落出駅では
売っていないので、要注意。




落出駅の待合室。国鉄バス時代とほとんど変わらない。



旧きっぷ売り場。ダイヤル式の公衆電話が泣かせる。現役の公衆電話である。



こちらは畳敷の待ち合い室。元々は乗務員休息室だったと思われる。
ちなみに、2階は乗務員の宿泊室だった。




JR松山自動車の看板が残る。



現在は、久万高原町営バスの駅となっている。



駅前に停車中の1BOXバス。時計の辺りに吊り橋の初代落出大橋があった。


橋が2つ並ぶが、左の古い橋が2代目落出大橋。右の新しい橋が現行の3代目落出大橋。



落出駅前にある2代目落出大橋。昭和10年の架橋。



3代目の落出大橋ができる前の国道33号線はこの橋で面河川を渡っていた。3代目の落出大橋
(現行)ができた後は、この2代目落出大橋の上が国鉄バス留置場となっていた。
現在は、老朽化により車両は通行・留置できない。




面河川の上空を鯉のぼりが泳ぐ。美しい景色だ。



2代目落出大橋を渡った先の場所に、現在のバス留置場所がある。JRバスも利用していたが、
現在は久万高原町営バスの久万落出線のマイクロバスが利用。
2代目落出大橋は、現在車両が通行できないため、ここには3代目落出大橋を利用して来る。




久万落出線のマイクロバスが留置場所から現行の3代目落出大橋を渡り、始発点の落出駅
へ向かう。




































国鉄バス 松山高知急行線を辿る旅 寄り道2