路線   ジェイアール四国バス 久万高原線
始発   JR松山駅
終点   久万高原駅

乗車   JR松山駅  8:30溌
下車   久万高原駅 9:40着

ジェイアール四国バス久万高原線は、かつての松山高知急行線の松山口部分の路線で、現在もJR松山駅と久万高原の間を約1時間10分で結ぶ。松山高知急行線の特急・急行バス「なんごく」号が、高速道路経由の「なんごくエクスプレス」号に置き換えられた後も、普通便として比較的長らく松山駅から落出駅までの運行が残存していたが、利用者減に伴い2017年4月から久万高原ー落出間が廃止された。現在、久万高原線は愛媛県内に残る唯一の旧国鉄バスを引き継いだジェイアール四国バスの路線である。平日は1日上下8便、休日は1日上下7便の運行である。




JR松山駅のJRバス降車場で待機する久万高原線のバス。松山支店所属の日野レインボーⅡだ。



JR松山駅前のJRバス乗り場。元々は松山高知急行線の乗り場であったが、今は専ら高速バス
乗り場となっている。久万高原線も継続してこの乗り場を使用している。



久万高原線の時刻表。普通便の時刻表となっているが、今は普通便しかない。



国鉄バス時代からあるバスの切符売り場。松山高知急行線の切符売り場であったが、今は
高速バス切符売り場となっている。



久万高原線のバスが、待機していた降車場からやって来た。現在、この国鉄バスカラーを使用
しているのは、JRバス東北の乗合バスとJR四国バスの久万高原線だけだ。



国鉄バス 松山高知急行線を辿る旅のファーストランナーにぴったりな国鉄バスカラーの
JR四国バス日野レインボーⅡ.尚、国鉄バス現役時代は急行便、普通便共にいすゞ車であった。



伊予鉄道のJR松山駅前の電停が見える。この景色は、国鉄バス時代から変わっていない。
さあ、いよいよ発車だ。



松山城の西堀端付近。伊予鉄バスの後を走る。伊予鉄道の市内電車も見える。




市役所前付近。美しい松山城が望める。松山城は、日本3大平山城で
あり、現存天守の城だ。




松山最大の繁華街である大街道付近。ANAクラウンプラザホテル、三越などが見える。



大街道のバス停。後ろに見えるのは、伊予鉄バスのバスターミナル。



伊予鉄道の市内電車が行き交う。



バスは旧国道33号線を行く。立花で伊予鉄道郊外線の横河原線を越える。この踏切の右が
伊予鉄道の伊予立花駅。JR四国バス久万高原線や伊予鉄バスの砥部線に乗り継ぐ事も可能だ。




バスは国道33号線を走り砥部町方面へ走る。伊予鉄バス砥部線と完全競合である。



伊予鉄バスの森松営業所。JR四国バスは、当然伊予鉄バスの営禦所へは入らない。



重信川を森松橋で越える。森松橋の架かるこちらの道は旧国道33号線。
森松橋は、なんと戦前の架橋で美しいトラス橋である。



重信川を越えると砥部町。上りのJR四国バスと行き違う。



砥部町の中心街付近。右に美しい山容の障子山が見える。



そして、いよいよ三坂峠へのアタックが始まる。ここから急激な上り勾配となる。




右に、左にとカーブが続く。



長年、国鉄バス、JRバスが行き交った国道33号線である。



三坂峠へのアタック中に松山市が望める。



三坂峠の手前から久万高原に向かう三坂道路が近年開通。トンネルによる無料自動車専用道だ。
直進すると旧国道33号線、右折すると三坂道路。バスは近年まで旧道経由であったが、三坂
道路経由に変更となり所要時間短縮となった。




三坂道路を行くJR四国バス。







ここが、三坂道路と国道33号線の合流点。



国道33号線を走り、久万高原中心部へと向かう。



久万中学校前。久万中学校と言えば、TVドラマ「東京ラブストーリ」のロケが行われた
木造校舎のある学校だ。当時の木造校舎は残念ながら解体されたが、新しく立派な木造校舎
が建設された。




JR松山駅から終点久万高原までの運賃は1360円



久万高原駅に到着。駅という名が国鉄バスの名残だ。駅舎は国鉄時代の建物では無く建替済。



久万高原駅に到着したJR四国バス。あっと言う間の楽しいバス旅だった。




















国鉄バス 松山高知急行線を辿る旅 1