1872年(明治5年)10月14日に新橋・横浜間に最初の鉄道が開通したことを記念してこの日を「鉄道の日」と定め、鉄道関係者が一堂に会し、鉄道の発展を祝うとともに、鉄道に対する一般の関心が広く高まることを願って、1994年(平成6年)に第1回「鉄道の日」事業が実施されました。2019年も全国的な規模で「鉄道の日」事業が実施され、JR四国でも「鉄道の日」を記念して、四国各地で「鉄道の日ふれあい祭り」や「一日駅長」などのいろいろな行事が開催されました。
その一つ、JR四国 多度津工場 きしゃぽっぽまつりに参加しましたので以下に紹介します。
きしゃぽっぽまつり
日時:2019年10月22日(祝)9時30分~15時30分
場所:多度津工場
行事内容
○ 2000系振子体験… 2000系車両に乗り、振子の体験
○ 車体上げ作業の公開… 車両の車体と台車のドッキング作業の実演
○ ミニ列車の運転… ミニ列車に乗車
○ PR室の公開… 模型運転、鉄道グッズや写真パネルを展示
○ 鉄道用品等販売… 車両用部品等の販売
○ JR貨物… グッズ販売と鉄道模型の展示
○ その他… 車両等の展示、アンパンマンふわふわ、スタンプラリー、物販等
多度津工場に入り、最初に対面したのが2000系試作車TSE。残念ながら中間車は廃車済。
2000系振子体験車両は高知所の2000系2104。
高知運転所の2000系非貫通車両も入場中。
2019年3月に車籍を失ったDE10 1095。ただし、自走可能な状態である。
こちらはTSEの非貫通先頭車両。自走可能な状態を保持している。
車両展示の目玉であるJR貨物のEF65PF。EF65 2097は全検上がりでとてもきれいな状態。
それにしても美しい。
こちらはもう一つ目玉展示車両、JR四国ラスト1両の機関車であるDE10 1139。
こちらも全検上がりでとても美しい。
ヘッドマークを取り換え撮影タイム。今度は「サロンカー土佐路」
そして、EF65PFはなんと「瀬戸」のヘッドマーク!すばらしい!美しい!
往年の瀬戸が蘇った!ナンバープレートの色が、などと野暮なことを言ってはならない。
EF65PFとDE10が並んで撮影用展示が行われた。Good!JR四国!
多度津工場と多度津駅の間のシャトル列車は7200系。
多度津工場名物の控車。牽引機が昨年までのスイッチャーからアントに変わった。残念。
キハ40も入場中。
今年の車体上げ作業の公開は2000系貫通形先頭車であった。
2000系のディーゼル機関。コマツSA6D-125H。このコンパクトなエンジンで350PS。
入場中の車両を顔出し展示。こちらは7000系
入場中の車両を顔出し展示。こちらは1000形1007
入場中の車両を顔出し展示。こちらは2000系2103
入場中の車両を顔出し展示。こちらは8600系8605
初公開!JR四国初のレール研削車。抜群の作業効率との事。スイス製。
こちらが砥石装着部と砥石。
砥石装着部。
振子台車の展示と作動デモ。車体を載せるカラーコーン部が振子により傾斜しているのが分かる。
こちらはPR室に展示されている廃車になったTSE中間車の部品。
こちらもPR室に展示されている廃車になった車両の部品。製造銘板はDE10のものである。
左側の銘板が多度津工場オリジナルのクロムメッキ銘板。
PR室に展示されている特急のヘッドマーク。
ホームエクスプレス阿南は、2019年のダイヤ改正で消滅した。
JR四国 多度津工場 きしゃぽっぽまつり (2019年10月)