路線 窪川~志和線
始発 窪川駅
終点 志和
四万十交通の窪川~志和線は、四万十町窪川と四万十町志和を結ぶ路線である。四万十交通の窪川駅は、土佐くろおしお鉄道窪川駅と同居しているが、志和行きのバスは国鉄バスの名残かJR窪川駅前から発車する。バスはJR窪川駅前を出ると中心街を抜けて県道325号線を走り、途中より県道326号線へ分岐し志和を目指す。県道325号線はおおむね2車線で快適なバス旅が楽しめるが、県道326号線は、すれ違いが困難な狭隘路線となり、マイクロバスの機動性が発揮される。県道326号線は、ほぼ無人地帯の峠をひたすら下る路線で、下り終えると志和の集落となり、海に突き当たった所が終点志和である。終点の志和は、美しい太平洋が望め、絶景の場所である。窪川から終点の志和までの所要時間は約40分である。全線に亘り超過疎路線であり、休日の便ではほとんど利用客はいない。窪川ー志和間に一日下り3便、上り3便が設定されている。
(志和から高知高稜交通矢井賀線の終点矢井賀まで徒歩50分ほどである。)

県道326号線は、すれ違い困難な1車線道路。

志和峠付近はこのような無人地帯かつ狭隘、つづら折れ路線。

志和の集落も狭隘地区。

志和峠から降りて来た道が太平洋に突き当たるこの場所が終点。
バスは折り返しまでここで約5分待機。

バスの終点らしく、今では珍しくなった公衆電話が残る。

終点志和のバス停。

1日3往復のバスが発着する。

太平洋の絶景!
四万十交通 終点の旅