路線   海上線
始発   横河原駅
終点   海上

伊予鉄バスの海上線は、伊予鉄道横河原線横河原駅から東温市の海上までの路線である。バスは横河原駅を出ると旧国道11号線現県道334号線を走り、市街地を抜け、国道11号線を東予市方面へと走る。河之内トンネルを抜け、引き続き桜三里方面へと走る。国道11号線は2車線道路で快適だ。バスは、桜三里付近で突如国道11号線を離れ、県道302号線へと分け入って行く。県道302号線は、全線離合が困難な1車線で、終点まで狭隘路線が続く。木々が生い茂り、現在の伊予鉄バス路線の中では最も秘境路線と言える。県道302号線は、滑川渓谷まで続くが、バスはその手前、海上までとなっている。この先、事実上民家が無いからだ。横河原駅から海上までの所要時間は37分で1日4.5便が設定されている。全便休日運休である。川内の市街を除くと全線に亘り超過疎路線であり、ほとんど乗客はいない。



横河原駅の待機場所で待機中の伊予鉄バス



海上線に乗車。バスは川内管内線用の日野レインボーHR 7m車だ。



国道11号線を東予市方面へ走る。



そして、県道302号線に入る。ここから先は狭隘路線。



ほとんど対向車は無いが、離合困難な1車線が続く。



民家も無く林道のような道を路線バスが行く。



車内のお客さんは私を除きゼロ。



さらに山奥へ入る。時折、残った廃屋が目に入るがほとんど無人地帯。



そして、終点の海上に到着。(何も無い山の中だけど海上?)



何も無いバス車庫跡のような場所を使いバスを転回する。バックで入る。
終点には写真にも写る僅かばかりの民家が存在。








一度、松山側へ出て、乗降場所までバックする。



少し道が広くなった場所で出発まで僅かの待機。
折り返しまでの時間はほとんど無く、すぐの発車となる。




終点海上の待合所小屋。



バスは終点から折り返し、横河原へ向けて発車。



川沿いの区間も有る。



川内営業所を出ると、なんと対向車線に二つ目の日野レインボーRJと離合。
他社ではほとんど見ることができない最古参部類の車両だ。



そして、折り返し便の終点横河原駅に到着。






















伊予鉄バス 終点の旅