
鳴門市営渡船 岡崎渡船
鳴門市営渡船は、徳島県鳴門市の四国本土側と、小鳴門海峡を挟んで架橋離島である同市内の「大毛島」「高島」「島田島」とを結び、それぞれ鳴門市から委託を受けた事業者の操船で、運航されます。
鳴門市営渡船は現在「岡崎渡船」「黒崎渡船」「島田渡船」と3航路が存在しています。全て小鳴門海峡を横断し、車両は自転車・原付のみ積載でき、救命胴衣等の着用は不要です。
岡崎渡船は1962年(昭和37年)に県から運航を引き継いでおり、無料で運航されています。コスト削減のため、2003年(平成15年)から運航が民間に委託されて現在に至っています。
市道岡崎渡船場線
委託先 :有限会社小鳴門渡船(2003年(平成15年)3月18日設立、堂浦漁協と新鳴門漁協の共同出資)
運航データ
運航区間 :岡崎~土佐泊
運休日 :なし(※天候により運航中止等が生じる場合あり)
運航便数 :24往復48便
所要時間 :約3分
運航時間帯 :6:40 - 20:00
定員 :30名(さざなみ)
利用料金 :無料
船名 |
さざなみ |
使用航路 |
市道岡崎渡船場線 |
船舶の種類 |
旅客船 |
船質 |
鋼船 |
進水年月 |
平成7年12月 |
所有者 |
鳴門市 |
総トン数 |
6.6t |
旅客定員 |
30人 |
主機の種類 |
ディーゼルエンジン |
連続最大出力 |
174ps |
航海速力 |
6ノット |
岡崎渡船 岡崎待合所(四国本島側の待合所である。)
徳島バス北泊線 土佐泊停留所で下車。なぜか対岸の土佐泊の名前がバス停留所名となっている。
岡崎待合所
岡崎待合所 昭和感満点!
時刻表 市民の足となっており便数は多い。
岡崎渡船の使用船舶「さざなみ」
小型の上陸舟艇の様でスパルタンな船
船に乗り込み船尾付近に陣取る。
いよいよ出港!
岡崎待合所を離れる。
対岸の大毛島が見える。
小鳴門海峡に架かる小鳴門橋。
自転車や徒歩だと時間が掛かり、高低差もあるために渡船が存続している。
対岸の大毛島
大毛島にある造船所
僅か3分で対岸の土佐泊に接近
土佐泊に到着
土佐泊からも多くの客が乗船
自転車客が多い。
乗客が乗船するとすぐに土佐泊を出て岡崎へと戻る。
いつまでも残したい風景であるが、渡船の存廃が鳴門市で議論されている。
鳴門市営 岡崎渡船