芸予型フェリー「第八おおしま」 今治港にて



芸予型フェリー「第八おおしま」 丸亀港にて



芸予型フェリー「第八おおしま」 丸亀港にて



芸予型フェリー「第八おおしま」 丸亀港にて



芸予型フェリー「第八おおしま」 丸亀港にて



芸予型フェリー「第八おおしま」 丸亀港にて



芸予型フェリー「第八おおしま」 丸亀港にて



かつて隆盛を極めた本四連絡航路ですが、東の高松港に並び一大拠点だったのが今治港です。しかし、現在の今治港に出入りする定期フェリーはわずか2航路です。しまなみ海道全通前からの生えぬきのフェリーは、定期航路から全て引退しましたが、定期航路を持たない今治生えぬきの古参、生粋の芸予型フェリーが1隻存在します。それが、写真の「第八おおしま」で、かつて「第五愛媛」として今治・伯方⇔因島航路に就航していました。愛媛汽船・因島汽船から移管を受けた芸予観光フェリー社が初めて建造した新造船であり、しまなみ海道全通後も単独で航路を守り続けました。しかし、2006年に今治への寄港が廃止になり、2008年にはフェリー便そのものが廃止されました。その後、本船は今治港に帰り、今治~下田水間の協和汽船に転籍して活躍を続けることになりましたが、その活躍も長くは続かず当航路は2011年にフェリー便が廃止されました。その後の動向が危ぶまれたしたが、チャーターフェリーとして現在も重機運搬や代船運用など、今治港を中心に貨客両扱いで活躍を続けています。
瀬戸内のフェリーと言えばコレ!というほど脳裏に焼き付いているこの芸予型フェリーが、少しでも長く現役で活躍することを願っています。



運航:協和汽船
航路:不定期
総トン数:253t
航海速力:11.2kn
旅客定員:158人
建造所:内海造船 田熊(1990)



係留場所:今治港
アクセス:JR四国今治駅から徒歩15分






























































瀬戸内を行き交った芸予型フェリーの生き残り
「第八おおしま」