伊予鉄南予バスには、昔なつかしのモノコックバスである日野RLが、今も走れる状態で登録されています。モノコックバスは、車体のリベット(びょう)が特徴のバスで、方向幕も昔ながらの布製です。昭和の雰囲気をそのまま残しており、私の様なおじさん世代に、「小さい頃に乗ったバスを思い出し懐かしい」と好評です。10年ほど前からはバスマニアの方も訪れ、車庫や道端で写真撮影をしたり、数年前には映画「女の子ものがたり」、「色即ぜねれいしょん」にも登場しました。
 2021年まで、予備車として月に一回程度、八幡浜港~JR伊予長浜駅間の路線を走っていましたが、2022年現在、ある交換部品の不足のため公道を営業走行できる状態にありません。しかしながら、2022年3月に伊予鉄トラベルが開催したバスマニア向けのツアーで、なんとRLと対面できました。またこのツアーでは、伊予鉄バスの斎院営業所内を走行するRLに乗車もできました。感動です。ここでは、見て、触れて、乗れたRLを紹介します。ノスタルジーの世界を体感して下さい。




The昭和のバス顔



それにしても美しいバスだ。



格好いい!



RLの運転室。なんとパワステ無し。



シフトレバーも長い純機械式。



運賃表と運賃箱。運賃表のオリジナルは膜式だった。



前ドア部にある銘板。ボディが日野車体工業。シャーシーが日野自動車。



前面方向幕は手動ハンドル式。



車内の様子。座席後ろの取手もなつかしい形状。



床は木の板張り。雨の日は傘から落ちた滴が板張り上に浮いていたのを思い出す。



後部ドア付近。側面方向幕も手動式。



入口ドア付近



運賃箱。超なつかしい形状!



側面方向幕



冷房用サブエンジン。ドコドコ唸っていたのを思い出す。



後方から見たRL。リアの造形も美しい!



ツアー客を乗せて営業所内を走るRL。最高!



いつまでも走って欲しいRL!





















伊予鉄南予バス モノコックバス RLに対面!