特急「しおかぜ」が1972年3月に予讃線で運行を開始してから 50 周年を迎えたことを記念し、かつて特急「しおかぜ」で使用されていた気動車（ディーゼルカー）であるキハ 185系国鉄型気動車と2000系気動車を使用した団体臨時列車ツアーが、お馴染みJR四国Warpから発売されました。現在は全定期列車を電車で運転している特急「しおかぜ」ですが、このツアーでは、昔懐かしい２種類の気動車特急「しおかぜ」を1日で乗り比べできるだけではなく、一般の営業列車としては入線できない松山運転所（車両基地）に貸切列車に乗車のまま入線し、ツアー参加者限定の車両撮影会も実施されました。久々に予讃線を営業運転するキハ185系、2000系の雄姿を楽しむ事ができる見どころ満載のツアーでした。
出発日・旅行代金
2022年6月19日（日）日帰り 往路：高松→松山運転所 復路：松山運転所→高松
1名1席利用プラン おとな1名 22,000 円
2022年6月18日（土）も同様のツアーが実施されています。
ただし、使用車両は下りがキハ185系、上りが2000系でした。
旅行企画・実施
JR四国、JR四国ワープ
高松駅の電光行先板が団体列車「しおかぜ」ツアーを告げる。
行先は、松山運転所！列車種別は回送？
高松運転所から高松駅9番線にツアー列車の2000系が入線。
前日のツアーの上り列車で到来していた松山運転所の2000系車両。
瀬戸大橋開通後、特急「しおかぜ」は岡山行きとなったため、そもそも高松駅に2000系
「しおかぜ」が入線すること自体がレアである。
格好いい！2000系！
なぜか、こうちれっちゃくんとかがわれっちゃくんとのショット。ここはえひめれっちゃくん
の出番ではないのか？
久々に見る2000系「しおかぜ」のヘッドマーク
ツアー列車が高松駅を発車！多度津までの複線を本気で激走！
特急停車駅である坂出、丸亀も通過！
詫間駅に到着。駅舎側からのプチ撮影会
詫間駅にて
高瀬駅では、8000系アンパンマン列車と行き違い。
高瀬駅を出るとお弁当が配られた。ちょっと早い昼食。ツアー限定オリジナル掛け紙付。
特製弁当であるが、内容からすると岡山駅弁三好野の調製と思われる。
列車は新居浜駅に到着。なんと川之江駅、伊予三島駅も通過だった！ナイス通過！
伊予西条駅に到着。
列車は石鎚山駅に到着。駅舎付近からのプチ撮影会となる。
駅の構造上、こんなアングルでも撮影できた。
今治駅に到着。
今治では、上り8000系特急「しおかぜ」と行き違い。
大西駅でも小休止。
大西駅跨線橋から撮影。
大西駅で普通電車7000系と行き違い。
美しい凪の瀬戸内海を見ながら列車は松山へ向かう。
浅海駅に到着。
浅海駅でも上り特急「しおかぜ」と行き違い。
松山駅の停車時間は僅かでドアは開かず、市坪駅で停車。N2000系「宇和海」と行き違い。
松山運転所に到着し、早速撮影会が開始。歴代の特急「しおかぜ」車両であるキハ185系、
2000系、8600系が並ぶ。
キハ185系、2000系、8600系が並ぶ。
キハ185系国鉄色と2000系の並び。
キハ185系国鉄色と2000系の並び。
個人的には気動車の特急「しおかぜ」が大好きだ。
2000系と8600系の並び
2000系と8600系の並び
8600系「しおかぜ」が2000系「しおかぜ」を駆逐したので、原則営業列車での8600系と
2000系の並び無い。
キハ185系国鉄色と言えば、やはり「かもめ」しおかぜヘッドマーク！
ヘッドマーク交換タイム！瀬戸大橋開通後に採用された「みかん山」しおかぜヘッドーマーク
ただ営業列車では、キハ185系国鉄色と本ヘッドマークの組み合わせは原則無かった。
ヘッドマーク交換タイム！キハ181系時代の「文字」しおかぜヘッドーマーク
ただ営業列車では、キハ185系国鉄色と本ヘッドマークの組み合わせは原則無かった。
「文字」しおかぜヘッドーマークも良い雰囲気。
次に2000系によるヘッドマーク幕回しが実施された。
赤「うずしお」 原則N2000系用
「宇和海」
緑「うずしお」
「いしづち」
「しおかぜ」
「しまんと」
「南風」
（すみません。「あしずり」は撮り損ねました。
「かもめ」しおかぜヘッドマークに復帰！
特急「しおかぜ」を満喫できた最高の撮影会でした。
