京都にある京都鉄道博物館は、日本屈指の鉄道博物館であることは、言うまでもありませんが、JR西日本のお膝元だけに展示物は西日本関連がどうしても中心となります。大阪の鉄道科学館時代に展示されていた四国のDF50 18が京都鉄道博物館の展示から外れたのが、その代表例かも知れません。とは言いながらも四国に関連する展示物もいくつかありますので、順次四国との関連性も加えて紹介したいと思います。




本館内に入ってすぐのところの壁に展示されているのが、列車のヘッドマーク。
ここに寝台特急「瀬戸」のヘッドマークが展示されている。宇野終点時代の物か
高松終点時代の物かは不明。





本館の階段部分にSLのナンバープレートが展示されている。梅小路蒸気機関車館時代
には扇形庫内に展示されていたが、京都鉄道博物館の開館に伴いここに移設されたと
思われる。何気なくナンバーをチェックしたところ四国所属機の物もあったので少し
びっくりした。


C58 243 高松→多度津→小松島→高松→多度津→小松島
C58 320 高知
C58 97  新見→高知→高松→小松島→松山→沼津






C11 11  松山に在籍(1939-1942)
C11 320 茅ヶ崎→武蔵五日市→渋川→小松島
C12 175 広島→徳島→直江津→宇和島





京都鉄道博物館での実物機の展示で、最も四国と関連があるのは、C56 160蒸気
機関車と言える。現役時代は、四国とは関連が無かったが、JR四国になり、イベ
ントで四国に数回出張運転を行っている。





SLの現役時代を知らない我々世代では、C57 1、C56 160が馴染み深い機関車である。
特にC56は全国に出張運転を頻繁に行っていたので、最も馴染み深い機関車である。





ATS-P保安装置非搭載のため、本線運転ができなくなったC56 160。極めて残念。












四国でもかつてよく見られた50系客車。本車両オハフ50 68そのものは四国とは関
係無いが、数少ない50系の原形車で必見!





















京都鉄道博物館 四国関連の展示