現在、国内に唯一残る寝台特急列車が「サンライズ瀬戸・出雲」号です。本列車は、東京発ですが、列車名が示す通り途中の岡山駅で分割され、「サインライス瀬戸」号が高松行き、「サンライズ出雲」号が出雲市行きとなります。この度、東京から香川県へ寄る所要があり、「サンライズ瀬戸」号に乗車する機会を得ましたので、以下に乗車についてレポートします。
発車の20分程前に東京駅9番線に列車が入線。
東京駅で見る列車の行先「高松」
在来線ホームでこのような遠い行先を見る機会はほとんど無くなった。
車体に描かれたサンライズのイメージマーク
行先方向幕にも「高松」が光る。
本日の寝床のサハネ285-3202。ご存じの通り電車である。
3000番台は、JR東海所属車。0番台がJR西日本所属車である。
9番線で発車を待つ「サンライズ瀬戸・出雲」号。
列車内には、個室が並ぶ。のびのび座席車以外は全て個室寝台。
こちらが今夜の寝床Bシングル。まずまずの快適性。
1階の部屋の窓からは、ちょうど駅のホームが見える。
東京駅を出て通勤電車と並走!
3号車にはミニロビーもあり、くつろげる。
品川駅に停車。目の前はプラットホーム!
東京駅で買っておいた弁当を夜食としてパクつく。最高!
JR東日本とJR東海の境界駅熱海駅に到着。
ここ熱海駅で運転士が初の交代。東日本の運転士が列車の発車を見送る。
沼津駅に停車。ホームの駅係員が列車に対し発車合図を送る。古き良き鉄道の雰囲気が未だ残る。
富士駅に停車。こまめに東海圏の駅に停車する。
静岡駅に停車。深夜帯で、さすがに人は少ない。
2回目の運転士の交代が静岡駅の先端で行われる。
浜松駅に停車。乗車する乗客は少ないながらもいた。
一夜明けて別車両を探検。こちらはのびのび座席車。
所謂、カーペット車であるが、この日は空席も見られた。
岡山駅に到着。「瀬戸」と「出雲」の連結面。
「瀬戸」と「出雲」の分割作業が始まった。
お約束通りギャラリー集結。
岡山駅では、先に「瀬戸」が発車し、直後に「出雲」が発車する。
岡山駅で発車を待つ「サンライズ瀬戸」号。ここから瀬戸大橋線へ入線。
児島駅に到着。
児島駅で最後の運転士、JR四国の運転士と交代!
当日は天気が冴えず残念であったが、天気が良い日は「日の出:サンライズ」が見える事も。
坂出駅に到着。松山、高知方面へは乗換だ。
坂出駅の進行方向。
そして、終点高松駅に到着。お疲れ様!
車両は乗客を降ろした後、高松運転所へ回送。今夜の仕業に備える。
国内唯一の寝台特急「サンライズ瀬戸」号で四国入り!(5031M)