JR四国において、民営化後最初に投入された気動車が1000形です。1990年(平成2年)~ 1998年(平成10年)までに56両 (1001~1056) が新潟鐵工所で製作されました。電化区間の存在しない徳島地区で使用してきた国鉄承継車両の老朽化による取替と運転時分短縮とを目的として投入され、冷房設置などの接客設備改善、大出力機関搭載による動力性能向上が図られました。その後、高知地区への転出や、1200形への改造により徳島地区での活躍は減りましたが、今回改めてこの元祖新世代気動車1000形を登場時活躍した徳島地区での運用列車に乗ってみました。






徳島駅で出発を待つ443Dの1000形気動車。徳島地区では1500形、1200形が主力となり
1000形は少数派となった。今回は1000形に乗る!



1000形は登場時には車内にトイレが無かったが、現在はほとんどの車両に装備済。
トイレ横の座席は1人掛けに改造され、前面展望が可能な特等席となった。



牛島駅で対向列車と行き違い。対向列車は1200形2連。



穴吹駅に到着。ここで小休止。駅前に走り阿波名物「ぶどう饅頭」を買う。
穴吹からはワンマン運転となり、列車番号も4443Dとなる。



穴吹駅前に「ぶどう饅頭」の製造元 日之出屋本店が有り売店で購入。



饅頭と言うより「だんご」である。ほのかにぶどうの香りがして上品な味!
是非ご賞味あれ。



貞光駅で対向列車と行き違い。対向列車は1200形+1500形の2連。
徳島線の主力はやはり1200形と1500形だ。



終点の阿波池田に到着。すぐに写真の土讃線大歩危行きに乗り換えた。
こちらも同じく1000形の単行だ。






















元祖新世代気動車1000形に乗る!(徳島線443D~4443D)