JR四国において、国鉄末期の民営化直前に導入された車両を除くと、国鉄形旅客車両はキハ40、キハ47のみとなっていますが、これらの車両は徳島運転所に配属され、高徳線、鳴門線、徳島線、牟岐線で運用されています。しかし、車齢も高く、輸送力確保車両の位置づけで、朝夕のみの短区間運用が中心となっています。そんな中、高徳線361Dは運転区間が高松→徳島と比較的長く、キハ47+キハ47+キハ40と3両編成であることも魅力で、古き良きディーゼル列車の旅を存分に味わうことができる列車の一つです。また、JR四国のキハ40系は、JR他社のキハ40系と違い、エンジンを換装していないオリジナルエンジン搭載車なので、キハ181系、キハ65譲りのDMH15のサウンドも楽しめます。




高松駅で出発を待つ高徳線361D 。キハ47+キハ47+キハ40の3両編成である。



先頭2両は、国鉄色だ!ラッキー!



キハ47 114の車内。国鉄近郊型の座席配置である。
また、昭和50年代車両に共通する運転室との間の窓が極小で一つだけ。



造田駅に到着。小休止を狙い写真撮影。キハ47は全検あがりで美しい!



The国鉄の座席。意外とこの座席は乗り心地が良い。当時の人間工学に基づいた設計である。



引田駅に到着。ここでも小休止。



完全に国鉄時代にタイムスリップ!!



JR四国色のキハ40と連結した編成。



引田駅の側線には、夜間滞泊のキハ40系が。



ここ引田駅で特急「うずしお」と交換。特急は最新鋭2700系だ。



池谷駅に到着。



国鉄時代の夜汽車の風景



池谷駅でも特急「うずしお」と交換。



徳島駅目前の佐古駅でも小休止。



そして、徳島駅に到着。国鉄時代を彷彿させる充実した列車旅だった。



美しきキハ47とキハ40。徳島駅到着後に撮影可能。方向幕は明日の運用に備え穴吹に。



後方のキハ40はキハ47を切り離し、そのまま板野行きになった。



























国鉄形車両キハ47形に乗る!(高徳線361D)