特急「ミッドナイトEXP高松」は、深夜の帰宅列車として設定された異色の特急列車です。運転区間は、高松ー伊予西条で、運転区間で言えば特急「いしづち」で良いのですが、目的を明確にするためか、独自の愛称名が与えられています。使用車両は8000系で振子も作動させます。使用車両が8000系という事も有り、ヘッドマークは設定されていません。
 しかし、2021年3月のダイヤ改正で、特急「ミッドナイトEXP高松」は廃止となります。コロナ後の生活様式の変化に伴い、深夜の列車利用が減少したためです。(松山側の「ミッドナイトEXP松山」も同時に廃止。)
 廃止を前に、この異色の特急列車「ミッドナイトEXP高松」の様子を観察すべく、乗車してみましたので報告します。8000系には今まで何度も乗車していますが、グリーン車に乗車した経験が無かったので、今回は初めてグリーン車へ乗車してみました。






高松駅8番線に入線している特急「ミッドナイトEXP高松」号。8000系の5両編成だ。



23:13発。伊予西条までの最終列車である。



伊予西条行き。



「ミッドナイトEXP」の愛称名。ダイヤ改正後は本愛称は消滅。



8000系グリーン車に初乗車。



廃止を前に乗車体験組と思われる人が何人かいた。予想通り一般の方は皆無。



深夜0:43に伊予西条駅に到着した「ミッドナイトEXP高松」。金曜日ならまだしも、
金曜日以外に乗る人はほとんどいないだろう。愛媛県内は事実上、本来の回送列車を
無理やり営業しているように思える。



深夜の伊予西条駅。駅員もいない。切符は車掌が回収する。



駅前も静寂。


















引退間近!異色の特急「ミッドナイトEXP高松」に乗る!(予讃線1093M)