志々島 2
大学卒業を目前に控えながら、大手企業を中心に30社以上受けて就職先が決まらない満男(吉岡秀隆さん)は、博(前田吟さん)と喧嘩しヤケを起こして家を飛び出して、瀬戸内海の香川県・琴島に滞在していた。満男は島の仕事を手伝い、看護婦の亜矢(城山美佳子)と仲良くなっていた。島で満男と出合えた寅は、東京へ帰るよう説得するが、島での生活に自らの存在価値を感じられるようになっていた満男は、寅の言葉に耳を貸さない。ところが、島の階段の途中で休憩していると、満男が下宿している家の葉子(松坂慶子さん)に出会い、その美しさに一目で恋に落ちてしまう。
映画の中に登場する「琴島」のロケ地は、香川県の志々島と高見島で、両方を合わせて「琴島」という設定になっています。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
満男と亜矢が寅さんと対面。
背景はほとんど当時と変化がありません。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
東京へ帰る様に寅さんに説得される満男。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
寅さんが座った堤防も当時のまま。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
島での生活に自らの存在価値を感じられるようになっていた満男は、寅さんの
言葉に耳を貸しません。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
満男の下宿先へと向かう二人。
背後の島影が同じなので、この場所で撮影したことが分かります。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
四国本島が見える美しい漁港風景。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
島にある数少ない商店の前に島民が集結したシーンです。
なんとこの商店は、今も休息所として健在です。中に入ると分かりますが素晴らしい
昭和の家屋です。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
今夜は宴会。お巡りさんが、四国本島にお酒を買い出しに行くシーンです。
まさか制服のまま?

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
連絡船も欠航になる程、天気が悪い漁港のシーンです。
当時の漁港が今もそのまま残っています。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
漁港でお祭りの準備をするシーンです。
当時の漁港が今もそのまま残っています。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
琴島診療所から亜矢が顔を出し、満男とおしゃべりするシーンです。
診療所の建物はそのまま残っており、今も実際に志々島診療所として現役です。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
満男が亜矢を追いかけるシーンです。亜矢と満男はこの後、左に見える納屋に入り込み。。。
現在は、木々で覆われ納屋も判然としない状況となっていました。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
満男が納屋から出て、呼びかけに応じるシーンです。
現在は、木々で覆われ納屋には近づけません。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
満男を呼び掛けたおばあさんが写っている路地です。
ここは当時に近い状態で残っています。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
当時に近い状態で残っている島の中心部付近。ただ、漁船の数は減っています。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
連絡船が使用していた旧桟橋もそのまま残っています。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
亜矢が連絡船で島に到着しましたが、満男は東京へ帰ると言います。

出典:松竹 「男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作」1993年 琴島

2025年3月現在 志々島
亜矢にとっては、突然のお別れ。泣きながら島へ上陸します。
当時の浮き桟橋とタラップもそのまま残っています。

男はつらいよ 寅次郎の縁談 第46作