鳴門線は、徳島県鳴門市の池谷駅から鳴門駅に至るJR四国の路線(地方交通線)で、両市の都市間輸送が中心の路線である。

路線データ
 路線距離(営業キロ):8.5km
 複線区間:なし(全線単線)
 電化区間:なし(全線非電化)
 閉塞方式:自動閉塞式(特殊)
 交換可能駅:なし
 最高速度:85km/h
 司令所:高松CTC司令室


運行形態
 鳴門線の起点は池谷駅だが、列車運行上は鳴門駅から池谷駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。これは、池谷駅で接続する高徳線に方向を合わせたためである。
 定期列車はすべて普通列車である。ほとんどの列車が徳島まで直通運転し、鳴門 - 徳島間で運転されている。徳島駅側からは直通運転が行われている一方で、高松駅側からは接続駅である池谷駅で乗り換えとなる。 一部の列車はワンマン運転を実施している。途中駅ではホームの長さが2両分しかない駅が多く、3両編成の列車では池谷方1両をドア扱いしない。現在、途中駅はすべてホーム1本に線路1線の1面1線になっており、途中列車行き違いのできない全線一閉塞路線である。


沿線風景
 起点駅の池谷駅は、駅構内が高徳線と『Y』字型を形成していて、池谷駅の南側で鳴門線と高徳線の線路が分岐する。池谷駅の駅舎は『Y』の上側にあたる両線の間にあり、おもしろい配置になっている。駅舎と各線のホームは跨線橋で結ばれている。池谷を出発すると、北側に山地が迫る田園風景の中を東へ進む。阿波大谷、立道と進み、教会前を出ると国道11号線をアンダークロスする。金比羅前から撫養間は山と川に挟まれた所を走り、撫養から鳴門市街に入る。路線が北へ針路を変えるとすぐに終点の鳴門に到着となる。



普通 キハ47+キハ47 鳴門線 阿波大谷ー立道



普通 キハ47+キハ47 鳴門線 立道



普通 キハ47+キハ47 鳴門線 立道
















鳴門線