高徳線は、香川県高松市の高松駅から徳島県徳島市の徳島駅に至るJR四国の路線(幹線)である。国鉄時代、佐古駅 - 徳島駅間は徳島本線にも属する重複区間であったが、運賃を高徳本線(幹線)として計算していたこともあり、民営化時に徳島本線を佃駅 - 佐古駅間として重複区間は解消された。また、民営化後の1988年にJR四国は線路名称を改正し、高徳本線を高徳線に改称した。


路線データ
 路線距離(営業キロ):74.5km
 複線区間:佐古駅 - 徳島駅間(運用上同区間は徳島線との単線並列)
 電化区間:なし(全線非電化)
 閉塞方式:単線自動閉塞式(高松駅 - 屋島駅間、勝瑞駅 - 徳島駅間)
      自動閉塞式(特殊)(屋島駅 - 勝瑞駅間)
 最高速度:130km/h
 最急勾配:25‰(讃岐相生駅 - 阿波大宮駅間)
 司令所:高松CTC司令室



運行形態
 全区間に特急「うずしお」が約1時間に1本運転されており、内2往復は高松以遠予讃線、瀬戸大橋線を走行し岡山駅まで直通する。
 普通列車は全区間を通して運転される列車があるほか、高松駅 - オレンジタウン駅・三本松駅・引田駅間および引田駅・板野駅 - 徳島駅間の区間運転列車がある。おおむね1時間あたり1 - 2本程度の運行であるが、板野駅 - 引田駅間の県境区間は列車密度が低く、3時間以上運行されない時間帯がある。徳島地区では鳴門線・牟岐線との直通列車があり、かつては高松駅 - 牟岐線牟岐駅間を通して運転する列車も存在した。



沿線風景
 高松を発車すると予讃線と一緒に一旦西へ向かい、予讃線が右へ分かれると高徳線は高松市街を囲い込むように左へカーブする。栗林駅の手前では高架化されており、ことでん琴平線をオーバークロスする。栗林駅を過ぎると平坦になり、住宅地の中を一直線に東へ走る。そして、左手には屋島が見えるくる。屋島~志度間では海側(北側)のことでん志度線と並行する。志度を過ぎると一旦内陸に入り、オレンジタウンに到着する。変わった駅名であるが、オレンジタウンはJR四国グループが開発した住宅団地の最寄り駅で、高松方面から当駅折り返しの列車も数本設定されている。この後は山も混在する田園中心の風景が広がる。讃岐津田付近からは播磨灘の近くを走り、三本松、讃岐白鳥、引田と東かがわ市の主要地区を通る。残念ながら海は見えない。香川県最後の駅である讃岐相生を過ぎると、高徳線最大の難所である大坂峠越えに臨む。途中、車窓左手には播磨灘が望める。大坂峠越えの上り坂の途中で香川県から徳島県に入り、大小11のトンネルで大坂峠を越えると阿波大宮駅に到着。ここからは下り坂になり、一気に徳島平野に出る。かつては鍛冶屋原線が分岐していた板野を過ぎると山裾を東進し、鳴門線が合流する池谷からは徳島平野の農村地帯を南下する。前方には徐々に徳島のシンボル眉山が見えて、吉成を過ぎると吉野川を渡る。さらに支流の鮎喰川を渡り、住宅地を近代的な高架区間で駆け抜けて佐古で徳島線と合流する。佐古を発車すると一見複線のように見える区間になるが、高徳線と徳島線の単線並列である。最後は地平に戻り踏切を通過した後、終点の徳島駅に到着となる。




普通 1500形 高徳線



普通 1500形 高徳線  造田



普通 1500形 高徳線 三本松



特急「うずしお」 2700系 高徳線 讃岐相生ー阿波大宮



特急「うずしお」 N2000系 高徳線 讃岐相生ー阿波大宮



特急「うずしお」 2700系 高徳線 讃岐相生ー阿波大宮



特急「うずしお」 2700系 高徳線 讃岐相生ー阿波大宮



特急「うずしお」 N2000系 高徳線 阿波大宮ー板野



特急「うずしお」 N2000系 高徳線 阿波大宮ー板野



普通 キハ47+キハ47 高徳線



普通 キハ47+キハ47 高徳線



普通 キハ47+キハ47 高徳線



普通 1500形 高徳線



普通 キハ47+キハ47 高徳線



















高徳線