鯛めし弁当(今治駅)
  愛媛特産の真鯛を使った郷土料理「鯛めし」を弁当にしたのが今治駅の駅弁「鯛めし弁当」です。タイのほぐし身が載ったご飯は、身の締まりが良いタイの骨とアラからとった濃厚なダシ汁で炊いています。ふんわりと香ばしい炊き上がりで、口に運べばご飯に旨味が染み込んでいるのが分かって、見た目以上のおいしさに驚きます。同駅ではこの他、おかずの種類が違う3種類の「鯛めし弁当」を販売しています。写真の「鯛めし弁当」は最もシンプルな弁当で880円です。手間暇と材料を考えるとあり得ない低価格だと思います。




実にシンプルであるが実に上手い。


売り場はこちら、改札口横。食堂も併設されているので時間あれば店内で食べても良い。

価格:880円(取材当時)→1,030円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)





鯛めし弁当(今治駅)
  愛媛特産の真鯛を使った郷土料理「鯛めし」を弁当にしたのが今治駅の駅弁「鯛めし弁当」です。今治駅では、おかずの種類が違う3種類の「鯛めし弁当」を販売しています。写真の「鯛めし弁当」は最も豪華な弁当で1,350円 (現在1430円)です。鯛めし弁当は駅弁大会対応商品ですが、この最上級鯛めし弁当だけは、現地のみの販売となっています。





彩りも美しい。

価格:1,350円→1,430円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)





瀬戸の押寿司(今治駅)
  瀬戸の押寿司は、今治駅弁の最高峰、いや四国の駅弁最高峰と言えます。押寿司の雰囲気が漂う木枠の長方形の容器をボール紙のパッケージに詰めています。容器の中には、笹の葉を1枚敷き、酢飯を詰め、大葉を1枚置き、鯛の身を一面に敷き詰めています。来島海峡は真鯛の漁場です。島々の間隔が狭まる来島海峡は、日本で最も速い潮流が発生すると言われています。そして、潮流にもまれた鯛は身が引き締まって美味しいと言われています。





木枠の容器が押寿司の雰囲気を盛り上げる。





透き通った鯛の身の向こうに大葉が見える。実に美しい。

価格:1,350円→1,540円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)





あなごめし(今治駅)

  瀬戸内の代表的味覚の一つ、穴子を使った駅弁が今治駅弁にもあります。外観は掛け紙もなく、帯で巻いてあるだけと素っ気ないですが、この価格でこの焼き穴子の量はお値打ちだと思います。焼き穴子は外はパリッと、中はフワッとしていて香ばしい香りのする絶妙な焼き加減です。タレの甘さもくどくなく良い感じです。ご飯にも予めタレが混ぜ込まれていて、ほどよいしっとり感がこれまた良い感じです。お勧めの駅弁の一つです。





見て下さい。この穴子の量!

価格:1050円→1,300円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)





瀬戸内しまなみ海道ちらしずし(今治駅)
  瀬戸内しまなみ海道ちらしずしは、ひょうたん型の容器に瀬戸内の具材がたっぷり入った駅弁です。容器の形は、しまなみ海道の中央に位置する小島“ひょうたん島”に由来しています。ちらし寿司には、エビやタコ、アナゴといった魚介が乗り、付け合わせにはエビの天ぷらや昆布巻き等が入ります。 実は付け合わせの中の鯛の子?の煮付けが一番おいしかったりします。





見て下さい。この美しいちらし寿司!
愛媛では人が集まる時、ちらし寿司が振舞われた事を思い出します。

価格:1,200円→1,350円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)





あなごちらし(今治駅)
  酢飯の上におぼろと錦糸卵を敷き、 その上にあなご、人参、椎茸、レンコン、グリーンピースを散らした、あなごのちらし寿司駅弁です。酢飯は少し甘めで、あなごや他の食材との相性がよく、とてもおいしい味付けです。掛紙が無く、見た目が地味な駅弁ですが、味は申し分ありません。






価格:700円→770円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)





ちらしずし(今治駅)
  こちらの「ちらしずし」は、「瀬戸内しまなみ海道ちらしずし」の、ちらし寿司部分だけのお弁当です。ちらし寿司には、エビやタコ、アナゴといった魚介が乗り、とても色取りも良くおいしいお寿司です。



価格:700円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)





幕の内弁当(今治駅)
  掛け紙には、本州四国連絡橋の今治尾道ルートと島々が描かれています。名称に「瀬戸内」と書かれていますが正式名称は幕の内弁当です。(取材当時の掛紙で現在は変更) この幕の内弁当は、開封した時の経木の香りがとても良く、俵飯の醸し出す雰囲気もあって、昔ながらの幕の内弁当といった風情でとても良い印象です。おかずは隙間なく詰められていて、ボリューム感があり、蒲鉾、たくあんやオレンジで彩りを添えています。海老の天ぷらの下には鯖の塩焼きが隠れています。
 実は私が生まれて初めて食べた駅弁が、今治駅の幕の内弁当で、未だにロングセラーとして残ってることをうれしく思います。


実にシンプルであるが実に上手い。


The幕の内弁当と言える内容。今となっては貴重な弁当形式。
安心して食べられる。常連さんは、この「幕の内」を選ぶとか。

価格:890円(取材当時)→980円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)





夢のかけ橋(今治駅)
  「夢のかけ橋」は、今治駅の幕の内系弁当の中で、最も豪華なお弁当です。ボリューム満点で、おかずがギッシリ入っているのが特徴です。今治の各種駅弁に詰まっているおかずほぼ全種類を詰めたような感じです。


本四架橋が描かれたお弁当のパッケージ。実は地元の来島大橋では無く瀬戸大橋の写真である。



幕の内系のお弁当。おかずが豪華で普通においしい。


価格:1,490円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)





お好み弁当さくら(今治駅)
  このお好み弁当「さくら」は、今治駅の幕の内系弁当の中で、最もスタンダードなお弁当です。これ以外にお好み弁当には「さざんか」も有って、幕の内系の品ぞろえが豊富です。お好み弁当「さくら」と「さざんか」は外箱は共通で、今治周辺の観光地が外箱に描かれています。いかにもレトロな駅弁という感じがします。ボリューム満点で、おかずがギッシリ入っているのが特徴です。


レトロなパッケージ。


幕の内系のお弁当。シンプルで、普通においしい。
(写真は取材当時のもので、現在若干おかずの内容と配置が変更されている。)


価格:1,100円→1,250円
売場:JR四国 今治駅 改札口横店舗
調製元:二葉
営業時間:7:00~19:30  年中無休(併設うどん店は11:00~19:00 毎月第4火曜休み)