路線   祖谷線
始発   阿波池田バスターミナル
終点   久保

四国交通(バス)の祖谷線は、JR四国阿波池田駅近くにある阿波池田バスターミナルから大歩危、かずら橋を経由し、三好市東祖谷山の久保までの路線である。大歩危からは急こう配、急カーブの続く道路となり、さらにかずら橋を過ぎると路線の大部分が1車線となり、終点の久保まで狭隘地区を走行する。阿波池田の市内を抜けると全線に亘り超過疎路線であるが、大歩危駅とかずら橋の間は観光客の利用が目立つ。阿波池田から片道約2時間の長距離路線であり、終点の久保では四国交通唯一となった滞泊が現在も毎晩実施されている。尚、夏場は終点の久保から剣山の登山口である見ノ越まで三好市営バスが登山客用に運行される。



大歩危駅から四国交通 祖谷線に乗車。バスは三菱エアロミディだ。
かずら橋までは観光路線も兼ねており、私以外に10人程乗客がいた。
JR四国土讃線大歩危駅前にて。



祖谷線ではヤマト運輸との客貨一体輸送を実施している。



客貨一体輸送が地方路線バスの活性化に繋がることを期待したい。



かずら橋を過ぎると国道439号線は、本性を現し狭隘道路となる。



対向車との離合も多い。基本的には小型車の方が退行することを覚えておきたい。
対処の仕方が分からない県外ナンバー車やレンタカーなども散見される。



終点の久保に到着。車庫を使い転回してから、阿波池田方向を向いて留置。
当日は降雪が見られた。


終点「久保」でしばしの折り返し休憩。






終点のバス停「久保」



祖谷線の終点久保からの発車は一日4便



終点車庫の様子。車庫の上が滞泊用の宿舎となっている。



車庫の上の滞泊用の宿舎へはこの坂道を上る。



こちらが滞泊用宿舎。折り返し便の休息時にも使用している。



終点からバスで来た方向を見る。僅かばかりの民家が道路沿いに並ぶ。



終点の先を見る。この先のカーブを過ぎると民家が途絶える。



終点の手前には、祖谷渓の対岸へ行く道の分岐がある。


















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