路線   尾川線
始発   佐川駅
終点   古畑

黒岩観光バスの尾川線は、JR佐川駅と佐川町古畑を結ぶ路線である。(金曜日のみ峰まで延長)バスはJR佐川駅前を出ると佐川町中心街を抜けて西佐川駅へと向かい、その後少し戻って右折し古畑へ向かう。古畑へ向かう道は、すれ違いが困難な狭隘路線となり、トヨタハイエースの機動性が発揮される。尚、以前は本路線の狭い道をリエッセが走っていたそうで、狭隘路線のためのハイエースでは無く、バスの老朽化と乗客減少によりハイエースに置き換えられた様だ。終点の古畑は、こじまんまりとした山村集落の中で、先には集落が限りなく少ない雰囲気が漂っている。佐川から終点の古畑までの所要時間は25分である。全線に亘り超過疎路線であり、ほとんど利用客はいない。佐川ー古畑間に一日上下5便が、西佐川ー古畑間に上下1便が設定されている。本路線は、元々国鉄バスの路線であった。調べたところ昔は国鉄バスの1形ボンネットバスが走っていた頃もあった様だ。



佐川駅前で待機するバス。1BOXカーのトヨタハイエースだ。
マイクロバスも不要なほど利用者が少ない証。


乗車時に運転手さんに行先を確認された。確かに観光客が乗る路線では無い。



西佐川駅を出ると古畑へ向かう。途中でおばあさん1名が乗車された。



道がどんどん狭くなっていく。本当にかつてこの道をリエッセが走っていたのか?と思う道幅
である。







終点の古畑。トイレも有りバスの終点の雰囲気がある。







山腹にへばり付く様に建てられた集落群。




終点古畑のバス停。電柱に固定されている。



日曜日は全便運休である。ここからさらに奥の峰行きは金曜日のみ運行。



バスでやって来た方向(佐川方面)を見る。



終点古畑から先を見る。ほとんど人家は無い。




















黒岩観光バス 終点の旅